第1例目 | 30数年前のものです。剥がして見たら筋交いにも金物なしでした。筋交い自体も細いです。2本の筋交いに挟まれた柱は通し柱です。 ここが他の3例の出発点です。全て同じ場所での比較ですのでわかりやすいと思います。2〜4例目までは同じ工務店で同じ監督さんです。手抜き工事されやすい場所。手抜きされやすい場所でビフォー・アフター・アフター・アフターです。 | |
予習サイト | 木造住宅の安全性の「かなめ」「筋かい」について 欠陥住宅を正す会のホームページ内 算数気分で筋交いのお勉強ができます。原理から始まり手抜きや調べ方までを説明されています。 |
第2例目 (初代大工さん作品1) | 第3例目 (初代大工さんやり直し作品) | 第4例目 (交代大工さん作品) |
山形プレート 縦(柱)と横(梁・胴差・土台など)の接合用 筋交いには使えない。理由は圧縮には強いが引っ張りに弱い |
ヘキサプレート 筋交い用プレート。 三方向に取り付ける。穴が沢山あいているが、筋交い部分には7つ止めればいい。 | ボックス金物・箱型筋交いプレート 先に側面や下側を縦(柱)と横(梁・胴差等)に留めます。次にその中に筋交いをはめ込み正面に見える穴から留めます。 |
筋交いを仮置き 柱にまず金具 木のパズル 断熱材を入れ金具を取り付ける。 下もまず柱側に金具 続いて筋交いにも 構造合板を貼り付ける 隣の面にも合板を貼り付ける。 金具の選択以前に曲げちゃっていいの?と思うのは素人だから? | これがやり直してもらったヘキサプレートです。一見ちゃんとしてるように見えます。 下はヘキサプレートだけになりました。柱と胴差はヘキサプレートで止めているだけになりました。 まったく違う問題がこの壁の中で発生し、剥がして貰いました。 この写真は本人の大工さんが剥している最中のものです。ヘキサプレートに三角の板がぶら下がっています。構造合板をめくって断熱材をとったらこういう状態でした。上の写真と見比べると多くのねじがカモフラージュであることがわかります。左の木のパズルと見比べると柱側もとても怖く思うのは私が素人だからでしょうか?問題処理のため横にいた監督さんは筋交いの件は触れずに別件の問題を解決されました。三角の板はそのままにして再び構造合板を閉じられました。 監督さん管理の元で新たなパズルが出来上がりました。 大工さん交代後はずされた三角の板。何の意味があるのかは誰も説明できませんでした。 外したヘキサプレートと付いていたねじ。ねじとプレートの材質も違うようです。電磁差により錆びやすくなります。 | 交代を期に点検からお願いしました。問題がなければそのままでいいと伝えましたが、やはり変えられました。問題があるというよりも自分の仕事で自分の責任だから自分のやり方でとの事でした。 補強木の厚さが倍になりました。金具は箱型に変わりました。ここは上下とも箱型です。初めに筋交いを奥に押し込みます。次に金具をはめ、縦と横にねじで留めます。奥に置いておいた筋交いを手前に引き、正面部分のねじを留めます。壁と筋交いの間に隙間があるので出来ることのようです。 胴差にも補強と補正をされてます。一見はめただけに見えますが、垂直や水平を取っておられます。初代の方は補強もされませんでした。既存の筋交い(左)と新設(右)では厚さもまったく違います。 最後に構造合板を張って出来上がり。 |
監督に変では?と質問しましたが答えは「問題ありません」でした。営業さんに相談すると、問題がありますのでヘキサプレートに変えさせます。続きは第3例目 | この件とは関係なく大工さん交代。交代された大工さんは第4例目。 | 今は、この状態です。前の大工さんのパズルがどうなったのかが気になります。通し柱ですので。 |
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