素人のリフォーム施工管理
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■ 大工さんは1人一色 ■

3人の大工さんが入られています。既存の写真は解体中や解体後のものを利用しています。テーマが変わっても同一人物の施工は同じ色です。既存は白。今回の工事は丁度3人ですので、信号の色にあやかりました。信号そのままの印象です。初代大工さん、交代大工さん、手伝い大工さんと統一の見出しと色にしています。
既存30数年前の建売住宅。見て貰った殆んどの工務店が、よくこれで30年建ってたなぁ。と感心される驚きの技術。欠陥住宅の見本の様でした。小屋裏は火打ちなし、天井吊り木受け、小屋筋交い全くなし、金物もかすがいさえなし、木は廃材で、通し柱は2Fまで。配線も裸で放置状態。建物内部は、柱の太さが設計図より細く筋交いには金物なし。点検口はなく、木の浮き上がる場所はブロックで錘。床下は土台が8センチしかない。火打ち、根がらみもなく、束石は割れたブロック。大引きは丸太で皮がぶらぶら。床束も皮付きや積み木ブロック状態で金具もなし。基礎は場所によりブロックが並んでいるだけ。どんな人が施工したかはわかりません。
初代大工さん交代大工さん手伝い大工さん
最初に施工された大工さん。工務店の話では、「1・2番くらいの凄腕大工さん。施工がとても早く、仕上がりが綺麗なのでお客には評判がいい。〇〇寺(京都の有名寺院)等も施工してもらってます」。私には手抜きするから早いのは当然。仕上がりだけとっても綺麗なので多分他の客のとこでも……。単なる手抜きだけでなく悪意も感じました。パズルと構造合板とやり直しが大好き。施工不備とは一切関係なく、素行不良に付き交代。施工不備はいくら積み上げても大工さん交代にはして貰えませんでした。謝りにきても、嘘の上塗りをして帰られました。工務店の社長さんは、なんて謝ったかも知らないそうです。交代後も手抜き大工さんと言うと工務店さんは烈火のごとく怒られ、「途中で離れ、最終的な仕事を見ていただけなかったのは残念です」。私には最後までしてもらったら殺人的な家ができたのでは?と思います。交代された大工さんで今回の最終責任者。最初からこの人だったら変な心配しなくてもよかったと思います。初代大工さんと逆の意味でうらおもてのある工事をされました。見えない所は美しくなくても頑丈に、見える所では目立たなくという具合。また、水平や垂直を必ず調整されてました。初代大工さんは既存にただ張るだけ、私でも出来そうと思っていました。が、交代大工さんに変わられたら、絶対素人には無理と思うようになりました。紹介写真では手順が単純です。切り込みなどもぴったりサイズにはまっているので目を引かないし違和感がないです。電動の道具をうまく使いこなされてましたが、鋸等は錆びてました。口癖は「よーし、よし、よし」と「やっぱ、腕の違いっすよ」。交代大工さんだけでは納期が大幅にづれこみ気の毒だからとこられた大工さん。手伝うより足引っ張ってたのでは?の印象が。年配の方で、道具は昔ながらの立派なセット。手入れもよく、磨り減っているけどピカピカ。逆に今時の道具は使い慣れていない様子でした。表にでる場所も傷だらけだったり、切り込みあとがはっきりでてたり。やり直すとかえって汚くなるからと、色を付けたりの目立たなくなるような手直しが大変でした。忘れっぽいのか断熱材も雨に濡らす、割る、入れ忘れる。見え無い所も見える所も綺麗じゃない大工さん。
筋交い1床下床下2小梁耐力壁耐力壁2釘打ち 筋交い1床下2小梁耐力壁耐力壁2釘打ち 筋交い2耐力壁
おまけ 現場監督さん
責任はあるが、権限はなく板挟みが見え見えでした。現場監督さんだけが1度だけでも本気で謝ってくれました。大工の素行不良の件でした。大工さんは隣で腕組みしながら見てられました。会釈程度も頭を下げられることはなかったです。「監督が悪いのではなく、システムが悪い」そんな感じです。現場監督は予算配分や部品調達なども仕事のうち。カタログから選ぶと予算オーバーなので特注しましょう。とか、経験の無い事でも「前にお客が自分で探してこられたのがぴったりだと思うから聞いて来ます」など、こちらの要望にはご尽力頂けました。営業さんには無理といわれた事も実現して頂き感謝しています。そんな人でも手抜き防止には無力です。多くのやり直しすべてが「手抜きや欠陥住宅ではないが施主が心配するから、過剰なことをして対応した」そうです。不備の多くがこの人ではどうしようもない、工務店の社長指示若しくは、社長事後承諾の手抜きと確信しています。
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